キッチンのお仕事

コミュニケーション力を
武器に自分らしさのある
キャリア
を追求したい

株式会社クリエイト・ダイニング
Mr.FARMER 表参道
藤井 正人

藤井 正人

Profile

数々の飲食店やプライベートダイニングでシェフを務めた実力を買われ、2025年に株式会社クリエイト・ダイニングへ入社。イタリアンを中心に、鮨以外は何でも対応できるという腕前の持ち主。趣味は、読書や陶器集めに加え、花を買って楽しむこと。まだ子供が幼いので、いつか家族でしゃぶ菜を利用したいと思っている。

自分が必要とされる場所を求めて

私が所属しているのはMr.FARMERというブランドです。このブランドのことは入社以前から知っていて、駒沢店を利用したこともあり、良い印象を持っていたので、表参道店での採用の話をもらった時は、迷わず入社を決めました。
表参道店では、全員のチームワークを大切にしています。そこで、私自身が入社時に決めた目標は、スタッフ全員と仲良くなれるようにコミュニケーションを取ることでした。そこを一番に据えながら、調理長に仕事を教えてもらい、いつでも調理長の代理を務められるようになることを目指してきました。
私は料理を“コミュニケーションツール”だと考えています。同じレシピでも、伝える相手によって受け取り方が違うことがあり、そこに面白みがあると思っています。会話のきっかけを作ったり、人との関係性を構築したりするために料理をしたい。そんな想いを持ってやってきました。
Mr.FARMERで働き始めて3ヶ月。日々、店舗で働くすべてのスタッフとの最低1回の会話を、自分に義務付けてきました。そうすることで、なんとなく相手のことが理解できてくるんです。何か指示が必要になった時、相手に合わせて説明することで、正しく理解してもらえるので、仕事もうまく回ります。これからも、どんどんコミュニケーションを取っていき、行く行くは悩み相談を受けられるような存在になることを目指したいです。

自分が必要とされる場所を求めて

横一列の関係性を築きつつ、若手を引っ張る存在へ

サービスとキッチン、社員とアルバイト、そんな風に分けて考えることなく、誰もが同じ立場で仕事をすれば、皆が気持ちよく働ける職場になるというのが私の持論です。そこで、常に一緒に働くスタッフの様子を見て、ポジションに関係なく必要なサポートをするようにしています。
私が飲食業界に入った20年ほど前は、厳しい先輩方も多く、今では考えられないような経験もしました。今の時代に、当時のやり方をそのまま伝えたいとは思いません。皆が楽しく働ける職場作りをモットーに、時代にあったやり方で次の世代に仕事を教えていきたいです。ただ、昔と違って周りが優しくフォローしてくれる分、料理人として求められるレベルに達するのが難しくなるのでは、という心配もあります。その点も踏まえて、若手を引っ張れるような存在でありたいですね。
もちろん、お客様に満足いただける料理の提供も重要です。私自身が心掛けているのは、メニューごとに自分なりの「これを食べて!」というポイントを決めて、メニュー写真よりも良いと思える出来上がりを目指して、丁寧に作ることです。お客様が食べ終わったお皿の状態(残り具合)を見て、味やメニューの変更を提案できるようにもなりたいと思っています。

横一列の関係性を築きつつ、若手を引っ張る存在へ

新たなライフステージにピッタリだった会社員という選択肢

クリエイト・ダイニングに入社する前は、起業家の方の専属シェフに近い仕事をさせてもらっていました。個人的な食事会からパーティまで、料理も接客も全て一人で担当します。自分の希望する食材を使って好きに料理できるという、飲食店ではなかなか味わえない、面白い経験でした。
中でも印象に残っているのは、とある著名人をおもてなしした時のことです。ワイン好きというその方の希望に合わせてオーソドックスなイタリアンのコース料理を出したのですが、食事会の終了後に「ごちそうさまでした。本当においしかったです」と声をかけていただいた時は、嬉しさのあまり思わず両親に報告してしまいました。
過去の職場では、今も自分に影響を与え続ける人物との出会いもありました。周りのスタッフを大事にし、社長の想いをきちんと汲みながら、常に楽しんで仕事をする料理人でした。実は、私は今、その人の振る舞いや話し方を真似しています。「あの人だったらどうする?」と考え、行動すると、自然に評価が上がっていくんです。自分としては真似しているだけなので、ちょっと不思議な感覚ですね。
クリエイト・ダイニングへの転職は、結婚と子供の誕生が大きなきっかけとなりました。専属シェフの仕事はやりがいもあって楽しかったのですが、就業時間が夕方から深夜にかけてとなってしまいます。そこで、昼間働いて夜は家に帰る生活に切り替えたくて、転職を決めました。
労働時間や休みの日を大事にしたかったので、面接時にも、条件が合っていて自分の力を求めてくれる人や場所があるならば、そこで働きたいという想いを正直に伝えました。得意料理はイタリアンですが、どんな業態でも仕事を覚えて一生懸命にやろうという覚悟も持っていました。結果として、ぜひ力を貸してほしいとお誘いいただけたのは嬉しかったです。

新たなライフステージにピッタリだった会社員という選択肢

自分なりの哲学を持ってキャリアを積み重ねていきたい

入社して、まず初めに行ったのは掃除です。毎日働いてきた人にとっては当たり前の光景でも、初めて見る人からするともっと良くできることがある。そんな最初の印象を大切にしたいと思ったので、調理長に掃除がしたいということを伝えてみたところ、一緒に掃除をしてくれることになりました。
掃除というと、面倒・大変などのネガティブな印象が強いと思いますが、私はその先にある「きれいなキッチンで仕事ができたら楽しい」というポジティブな印象を大事にしています。実際、今まで以上に綺麗になったキッチンで仕事ができているので、とても嬉しく思っています。“仕事”はやらされるものではなく、ゲームのようにクリアしたら成長できる、楽しいことが待っていると考える方が、自分にとっても周りで働く人にとってもいいですよね。
Mr.FARMER表参道は“オールヴィーガン”を掲げる珍しい店舗です。お店のスタッフにも、自身がヴィーガンだったり食物アレルギーを持っていたりと、ヴィーガンの考え方に賛同して働きに来ている人が多くいます。ここに来て知ったヴィーガンならではの食材や契約農家さんの野菜を使って、いつかは自分なりのヴィーガンメニューを提案したいです。
会社員としては、まずは調理長を目指し、その後はブランドのメニューを開発するというのが理想的なキャリアパスでしょう。ただ、私は敷かれたレールに乗るのではなく、自分なりのキャリアを築きたいと考えていますし、クリエイト・ダイニングには、それができる環境があると思っています。スーパーバイザーにも積極的に相談し、今後の自分のポジションやキャリアを切り開いていきたいです。

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